ごあいさつ

私どもは、平成23年(2011年)水戸徳川家所縁の地で出発。

2011年3月11日―

戦後最大の被害をもたらした東日本大震災が襲い世界が悲しい思いに包まれました。また御車の相場も高騰し続けるなか、このままではいけないと地元、水戸に帰省し、これまで培った経験を少しでも被災された方の助けになればという思いと共に、なけなしの貯蓄を使い被災された方を中心にできる限りお安く御車を提供し続けて参りました。

そして、何より水戸の皆様に応援して頂けたらこそ、社員一同ひとつとなり心を込めて情熱的に邁進してきたからこそ、今日までティアリスオートがここに存在するのです。

 

お取引先様と共に成長し続けます

しかしながら、自己満足で御車を提供しても会社は生き残れません。御車を笑顔でお乗り頂けるお客様、笑顔で整備や販売して頂くお取引様や代理店様との共存共栄が何より必要です。これからの時代は、御車の安全はもちろん、人と人との信頼関係が今以上に重要になります。

その為に何をすべきか、我々は常にアンテナを張り巡らせ、情報交換を密に行い、臨機応変に対応し、安心して乗れる、自信を持ってお客様に勧められる御車を提供していきます。

 

従業員の生活を豊かにします

なにより、会社を支えてくれているのは従業員の皆さんです。社長一人では何もできない。御車1台さえ直せません。

ティアリスで働いて良かったと思って頂き、 皆さんの生活を豊かにするために、会社は利益を追求し還元していきたいと思います。

ニーズにあった御車を仕入れ、販売することで生活しているという意識を常にもち、 社員全体が全員をフォローアップできる体制を作り上げます。

この業界は営業、整備、業務等に分かれていることが多いですが、ティアリスでは一人2,3役出来る体制を作ります。

御車のみにこだわらず垣根をなくし、従業員同士の情報交換を密に行う事でより強い信頼関係を結び、提供する御車仕入れ要項の改善、 販売体制の改善、労働条件の改善、そして会社の発展に繋げ、家族の安心を作りあげます。

 

また日本の自動車産業の出発点は、1907年に山羽虎夫と吉田真太郎が東京自動車製作所で「タクリー号」を生産したことから始まり…。

そして現在御車は、今や人類にとって欠くべからざるものとして、日常生活の中に深く浸透している。

そのことを私どもと携わる皆様へ今以上にアピールし、何より笑顔で喜んで頂き、運転の楽しさを分かち合い地域に根差した企業であり続けます。徳川光圀または水戸黄門の名は世界中に響き渡っています。

また、水戸藩第9代藩主徳川斉昭公により藩士に文武両道の修練を積ませようと、武芸一般はもとより、医学・薬学・天文学・蘭学など幅広い学問を採り入れ、当時の藩校としては国内最大規模のもので、全国各地の藩校建築に影響を与えました。

そんな偉人達が築き上げた地で創業し、負けぬものに創り上げたい。地元を礎に、日本中、世界中の人に「Tiaris」に笑顔で関わってもらいたい。

その為に会社がひとつとなり、努力を惜しまず精進していきたいと考えます。

茨城・水戸の地でティアリスであり続けるために。歴史は浅いですが、これまでの地元の方々に応援して頂いたからこそティアリスは今ここに存在します。 

そして、これからも未来永劫、良き相談相手として接して頂けるために何をすべきか。御車はここ日本において特に戦後急速に発展し、今日の繁栄を築いた大きな原動力の一つであると言えます。

 

震災から数年が経過した今、私は、会社に良風を吹かせ、これからもお客様に笑顔でお乗り頂き、人を幸せにするような御車を提供し続けていきたいと考えます。

そのような御車を提供し続けるためには、時代と共に変わるお客様の価値観や生活様式を十分に理解し、 その時代時代で喜んで頂けるサービスとは何かを常に考え続け、理想の環境を創るための工夫と研鑽を重ねなければなりません。

そして私たちは、人様を喜ばせる御車を、世に広めるためには、いかなる苦労もいとわない集団でありたいと思います。

2023年1月21日